中古マンション、売れない場合を考えると恐怖感は相当だったらしい

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首都圏の物件価格高を象徴するクミちゃんの中古マンション

昨日、遊びに来てくれたクミちゃん、2007年に800万で購入した築30年の小竹向原のマンションが昨年1000万で売れる、と言うスーパーラッキー、と言うかやっぱり首都圏は物件価格高だよね、を実感させてくれる生き証人。

小竹向原駅

開業の前にマンション規約を確認すべきっしょ

クミちゃんはよく言えばイノセントで不動産で儲けようとか一切なく、私に負けず劣らず金融関係に疎い。

ただ、心配性の私と違って能天気で打たれ強いので、仕事もお金もない状態でもさほど焦ったり心配したりしない、でもってちょっと行き当たりばったりなとこがある。
マンションの規約も確認せずにマンション内で鍼灸院を開業しようとしたあたり、相当行き当たりばったりだよね。

ついでに鍼灸院を開業するには待合室とかある程度のスペースが無いとダメらしい、どのみち30平米ちょっとのあの小竹向原のマンションじゃあダメじゃん、と思うが。

クミちゃんのマンションの一部、築40年にしては綺麗、彼女は掃除上手なのです。写真は本人了解済み

それでも人生なんとかなっちゃうもんなんだな、と彼女を見てるとある意味勇気づけられるのだけど。

交通事故の示談金で鍼灸の専門学校へ

彼女は8年ほど前、交通事故に遭ってしまいその時は大変だったんだけど、怪我したのが足だったのでさほど深刻にならず示談金で結構な金額をもらいそれで鍼灸の学校に通って資格を取得。

退院後も会うたびに励まそうとしたんだけど、その必要もないくらい元気で嬉しそう。
理由は示談金。

当時、彼女は失業中だったしなぁ。

事故に遭い、痛い思いもしたし手術もしたので気の毒だと思うけど、彼女はそれより示談金が出たことの方が嬉しそうだった・・・逞しいなぁ、この人、と思った。
挙げ句の果てには「あれくらいの事故でこんなにもらえるなんて・・・」、有難い、と言わんばかりで。

2匹目のドジョウを狙って再度マンション購入?

そんな彼女なのでてっきり今回のマンションボロ儲け(下品な言い方だな、私も)についても2匹目のドジョウを狙ってまた何か物件探し出すんじゃないかと思ったら意外にも否定的でして。

「いやぁ、もう良い、しばらくは賃貸で良い!!」と言うではありませんか。

物件を2016年9月に売りに出してから実際に売れる2017年の1月末までの約5カ月間、そうとう心配でヤキモキしてたらしい。

へぇ〜、この能天気な彼女がね、私が知る限り彼女は人類史上最も能天気だけど。

当時、彼女とこんな会話をした・・・

私:「そんなに心配ならもっと価格を下げれば良いじゃん、せめて購入時と同じくらいに・・・」

クミちゃん:「だって、不動産屋さんの査定で1100万って言われたんだもん、中には1200万っていう会社だってあるんだよ、それを敢えて安い金額で売りに出してるんだからこれ以上は下げられない」と言い張る彼女。

不動産会社数社で1100万と言う査定が出ている(最終的に売れた金額は約1000万)物件を自分の一存でそこまでディスカウントしたら不動産業会全体の価格の暴落につながりかねない、と言うような事を言い出してやがったな。。。どう考えても1円でも高く売りたいだけだったと思うぞ。

交通事故の怪我より怖い売れ残ったマンション

でも、交通事故の時はあのくらいの怪我(と言っても結構なケガだったけど、手術もしたし一部皮膚の移植とかもしたし)でこんなにお金もらえるならもう一回あっても良いくらいの事を言ってた彼女が中古マンションに関しては最終決算は大黒字なのに「もう良い!」と言い出すとは。

売れなかったら?と考えた時の恐怖感は相当だったらしい。
売れて良かったよね〜、ホント。

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