若い頃は「眠れない」という感覚が全くわかりませんでした。
どんなショックなことがあっても夜、横になればガーガー寝れたしご飯もどんぶりでガンガン食えたもんでした。
ここ10年くらいでしょうかね、不安なことがあると気になって寝れなくなったりするのって。
特にこのマンションを買う前の数年はけっこうひどくて、寝つきも悪かったのですが、それ以上に明け方に目が覚めてしまうのが困った。
ナンカね、朝4時前後に目が醒めちゃうんですよ。
で、漠然と将来(っつうか老後だけど)が不安になってもう眠れない。
物件探しをしてる時も良いなと思う物件に遭遇したとき予算や周辺環境に不安が残る物件だともし買ったあとのトラブルを悪い方に悪い方に想像してしまい、夜また眠れなくなる。。。
なのでこのマンションを買うと決め申し込んだあの日も夜はきっと不安で眠れないのではと思い枕元に処方してもらった睡眠導入剤を置いて寝たほど。
こちらその睡眠導入剤↓左が確かマイスリーという寝つきを良くするやつで右がレンドルミンというちょっと効き目が長いヤツだったと思う。
今は全然飲んで無いので忘れちゃったけど。
が予想に反してその夜はよく眠れちゃったのですが。
当時の話↓
そして、不思議なことにこのマンションを買ってからはピタっと明け方に目が覚めることがなくなった・・・
あの、明け方に襲ってくるモヤモヤとした不安感が無くなったんですよ。
やっぱり収入が中の中の中くらいのフリーランスのおひとり様にとって自分の持ち家があるかないかって精神的に大きく影響してたんだと思う。
仕事の状況に関して言えば当時も今もさほど変わらないのに今は過度に老後を心配することもなくなった。
もちろん、今も老後は心配ですよ、何しろ貯金はスズメの涙だし、年金はスズメの目やにだし。
ただ、昔のように
もし住む所が無くなったらどうしよ?
とか
ネカフェに泊まるお金も無く路上でトラブルに巻き込まれたら・・・
みたいな不安は無くなった。
そう、去年の11月に起きた渋谷の64歳ホームレス女性殺害事件みたいなことも他人事ではなかったわけですよ。
このマンションを買ったことでそういう最悪のシナリオは回避できた(と思う)。
住宅ローンはおかげ様で金融機関サマがちょっびっとしか貸してくれなかったおかげで月々の支払いもわりと余裕だし。
まぁ、貯金は大放出だったけど。
もし、あのまま賃貸生活だったらやっぱりまだ明け方に目が覚めてベッドの中で漠然とした不安を感じたまま悶々と朝を迎えてたのかな。
まぁ、早朝覚醒は加齢のせいらしいけど、今は全然無いんだよね。
ただ、肉厚のほっぺたについた枕の痕がこの時間(昼の12時)になっても消えない・・・
この記事を書いた人
都内賃貸から隣接する埼玉4区に分譲を買い引っ越したものの、ビックリするくらいこの街が馴染めず、現在絶賛外出恐怖症。埼玉4区適応障害の東京ホームシック。ガチで東京リターンを模索中・・・しかし、首都圏相変わらずの物件価格高。年齢的に賃貸は無理ぽ。住宅ローンに最も嫌われるフリーランスのお一人さまは今後どうする?