お盆真っ盛りのせいか、仕事や街中も静かですね。
街中、といっても埼玉4区内を参照してますが。
上階はやはりお孫さんがみえてるようで時折激しく駆けずり回ってる振動が伝わってくる。
あと、子供ってかかとから走り回ったり、無意味にジャンプしたりしますよね。
階下に気を使う、って意識ないだろうし、ま、しょうがないか。
お正月の時よりかはだいぶマシなのは少なくとも気を使ってくれてる証拠だと思うし。
尼崎騒音トラブル殺人事件
上階の走り回る振動を感じるたびに昨年判決が下った尼崎騒音トラブル殺人事件を思い出してしまう。
この件はこちらにも書いたのですが。
加害者男性(当時67歳)はハンマーと包丁で女性二人(母と娘)を襲い、娘さん(当時33歳)は死亡、母親(当時61歳)は重傷だったけど一命はとりとめた事件。
原因は娘さんの3歳になる男の子が室内を走り回る足音。
それ以外にも色々生活音を巡るトラブル。
でも、この事件、これ以前にも被害女性の別の娘さんのお子さんを預かったりして結局足掛け5年くらい子供の騒音にこの男性は悩まされていたらしい。
その辺りも考慮されたのか、検察側の求刑、懲役30年に対し、下った判決は24年。
どんな判決が下ったところで失われた尊い命が帰ってくるわけではないのでこの男性がやったことは弁解の余地はないし、殺人者を弁護するつもりは毛頭ないのだけど、この男性、もともと犯罪者ってわけでもないようなんですよね。
「ハンマーと刃物で白昼、人を襲う」、という部分を聞くととんでもないサイコ野郎か前科者をイメージしてしまうけどそういう人物ではなかったよう。
しかも、二人を傷つけたあと自分も死ぬつもりだったと供述していた。
事件の舞台となったアパート
事件現場のアパート
この事件の舞台となったアパートは古い木造モルタルで防音が良いわけもなく会話なども筒抜けだったらしい。
「文化住宅」と呼ばれるタイプのアパートで築年数も相当経ってたらしく、それで子どもの足音も相当響いてた。
マンションでも子供の足音ってかなり響くもんね〜・・・
古い木造アパートとかだったら相当だろうな。
これって何とかないのかな。
日本の建築技術なら何とかなりそうな気もするけど。
間抜けなコトを言うコメンテーター
この判決をミヤネ屋で見てたんだけど、その時、コメンテーターの一人が「早く引っ越せば良かったのに」というようなことを言ってたのですが、この加害男性は67歳で無職。
テレビでコメンテーターやるような人には想像つかないかもしんないけど、引っ越し代が出せない人だって世の中にはいるんだぜぃ〜。
このアパートにはこの男性の方が先から住んでたので、そうなると余計、「アイツが引っ越してくるまでは何事も無かったのに・・・何で、オレの方が出てかなきゃいけないんだ?」っていう気持ちもあるだろうし。
この事件で危機感をおぼえた
この判決が下った時、マンション探しが暗礁に乗り上げてもう面倒クサくなっちゃってた頃だった。
空前の首都圏物件価格高で
・古い、
・高い、
・狭い、
物件ばっかだし、不動産会社の営業マン達は皆、信用できないし。
一旦、マンション購入は中止して、2020年まで様子見る?
それでも無かったらずっと賃貸でもいっかぁ〜・・・などと考え始めてたけど、この判決が出て「マンション、買えるうちに買わないと!!」
賃貸だとこの先、家賃に10万円近くも出せなくなるだろうし、ヘタすると、防音なんってカッスカスの築50年の木造モルタルアパートってことだとあり得る!!
何より、賃貸は60歳越えたら、簡単には借してくれなくなる!
という危機感を覚え、重い腰を再び上げたのでした。
その後も気に入った物件にはなかなかめぐり合えず、不動産会社の営業マンに対する不信感だけが募ったのですが、この時の危機感が強くて、最悪、自己資金内で買えるマンションでいいからとにかく、ちゃんとしたマンションを自己所有しよう、と思った。
先送りにしてたら、買い時を失っちゃう・・・
正確に言えば物件価格が高いこの時期も買い時では無いんだけど、買える
・体力
・気力
・経済力、があるうちに、っていう意味で。
でもさぁ、切ない事件だよね。
事件の発端になっちゃった3歳の息子さん、何も悪いことしたわけではないのに。
この記事を書いた人
都内賃貸から隣接する埼玉4区に分譲を買い引っ越したものの、ビックリするくらいこの街が馴染めず、現在絶賛外出恐怖症。埼玉4区適応障害の東京ホームシック。ガチで東京リターンを模索中・・・しかし、首都圏相変わらずの物件価格高。年齢的に賃貸は無理ぽ。住宅ローンに最も嫌われるフリーランスのお一人さまは今後どうする?