すっかり弱って小さくなった高齢の母を見て

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このブログで何度も書いてきたようにワタシと母はずっと不仲で音信不通だった。

仲良し母娘とはほど遠く、母に何かあってもそれほどツラくはないのではないか?とすら思った。
しかし、約10年ぶりに会った母はとても小さく頼りなかった。
前回会った時も母の入院先の病院だったが、その時は相変わらず「あそこが痛い、ここが痒い」と言ったグチと不満を元気良く機関銃の如く浴びせてきたものだった。

そのグチを聞かされるこっちがビョーキになりそうだった。
それっきり嫌気がさして入院しようが体調が悪かろうが一切会いに行こうとはしなかった。

しかし、今の母は以前のようにグチや不満を言う元気はない。
「調子はどう?」と聞くと相変わらず「〇〇が痛くて痛くて・・・」と言い出すのがその声は小さくか細い。

この10年ですっかり変わってしまった母。
それを知らずに過ごしていたワタシ。

弱って小さくなった母を見た途端に今まで母に対して抱えていた怒りがスーッと消えてしまったのです。

そして、母がワタシを見つめ「忘れるわけがない・・・」とつぶやいた途端に今まで封印していた母への思慕が溢れ、もしあの場に人がいなかったら母に抱きついて号泣していたかもしれない・・・

と思ったあの日から少し日が経ち、冷静さを取り戻してきました。

あの時は、母ともっと一緒の時間を過ごしたい!!
母にもう少し元気になってもらいもうしばらくは以前のような普通の生活ができるようにはならないものか?

と思ったりもしたけど・・・

なんか、色んな方のブログを見てるとそれって難しいみたいね~。

高齢者は一旦悪くなるとどんどん弱っちゃう。

昨日書いた友人の話ですが、良くなられたお母さまのほうはもともと持病もなく健康な方だったらしい、一方亡くなられたお母さまは内臓に持病があって最後は胃ろうだった。

80代の母達、もれなく大腿骨骨折
ウチの母が大腿骨骨折をしたのはかれこれ3年前・・・ それ以来、どうも調子が良くない。 原因の一つは本人が無気力でリハビリをやろう...

持病が無ければ良くなるかな、と期待を持ったりしちゃうんだけどケアマネージャーさんは同意してはくれなかった。

もし、母が実家に近いホームに入所できたらワタシがここと実家の2拠点生活をしながら実家にいる時は毎日母に会いにいける!

と思ったのですが、弟のクソカノが絶対にワタシを家に入れない。。。
これに関しては相談員の方も不審がっていて「そのクソカノにはそんなことをする法的な力は無いのだから」と言ってくれるが、肝心の弟が間に入って身動きできずでほんとにイライラする話。

この件で母への思慕は復活したが、弟に対する不信と怒りが湧いてしまい何だかプラマイゼロな感じ。

はぁ~(*´Д`)、家族って切なくて面倒・・・

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