情熱大陸で見た元カシオペアの向谷実、大好きなミュージシャンだった

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向谷実・・・大好きだった元カシオペアのキーボード奏者

向谷実、現在は鉄道関係者の間で有名でしょうが、私にとっては未だにカシオペアのキーボードのイメージが強い。

今じゃ、鉄道シミュレータソフトの開発者でこのソフトの制作会社音楽館の代表取締役、という開発者兼ビジネスマン。

プロのミュージシャンっつうだけでもすごいのにナニやってもすごい人だわ。
(ビジュアル面以外は)

カシオペア、十代の頃、大好きでよくコピーしまくりました。

コンサートも何度も行きました。

カシオペア vs. スクエア、みたいな意味の無い議論を友達と夜を徹してしたり・・・

クラシックからジャズやコンピュータ音楽方面に行ったのも向谷さんの影響だったと言ってもいいくらい。

その後、楽器メーカーで働いていたのも向谷氏とお近づきになりたいがためでもあった・・・

ま、アイドルと違ってこの手のミュージシャンってわりと身近だったりするんですよね。

多感な十代の頃に影響を受けたものって後々まで影響することが多くてカシオペアもその一つ。

向谷実、久々に見たら鉄道オタクでタモリ倶楽部の常連

そんな、向谷実氏、最近お目にかかるのは音楽関係ではなく、タモリ倶楽部の鉄道モノの時だけ。

私、長らく向谷さんのファンではあったけど、こんな鉄道マニアとは知らなんだ・・・

まぁ、ファンと言ってもホントに技術的な部分でファンだったのでルックスや人間性、ましてや趣味なんかは気にしてなかったか。

向谷さんのキーボード奏者としての実力は友人の中には技術的には大したことがない、と言う意見もあったし、実際にコピーしてみるとすっごく難しい、というわけではないけどカッコよく聞こえるので80年代、彼をコピりまくったアマチュアキーボード奏者は多かったと思う。

向谷さん、イケメンでは全然ないけど背が高くて舞台映えしたんだよね。

しかも、しゃべりが上手くてカシオペアのMCは彼一人が担当。

当時、司会屋実といわれてましたね。

タモリ倶楽部で見る鉄道オタクとしての向谷実は年相応にオッサン化していて、フサフサだった髪の毛は薄くなり、スラッとした長身は恰幅の良い腹の出たおっさん体型に・・・

カシオペア時代の向谷実

最近の向谷実

とにかく鉄道が好き!の向谷実

さいたま市の鉄道博物館で鉄道の思い出をウキウキで語る向谷氏↓。

鉄道博物館は鉄道オタクの聖地らしい。

すいません、私は鉄道全然興味無いんで…(^_^;)

もう、この人、鉄道のこと語り出すと止まらないみたい。

まぁ、その思いが高じて鉄道シミュレータを作り、それが世界市場で取り上げられるまでになってるわけで「好き」のパワーってすごいなと思う。

鉄道シミュレータ、というのは以前はコンピュータゲームの1ジャンルで鉄道ファンが楽しむためのものだった・・・

が、向谷実はこれを飛躍的に進化させて、JR東日本が訓練用として採用するまでになった。

ミュージシャン、と言うよりもう完全に鉄道関係者の佇まい。

向谷実のシミュレータはとてもリアルで、これを訓練用として使うことで乗務員の安全に対するレベルが確実に高まった、と語るこちらJR東日本 運輸車両部長の鈴木さん↓

典型的な印象に残らない顔と名前のサラリーマンっつう感じ。

現在日本の43の路線で向谷実が開発した鉄道シミュレータが活用されているそうで、もう日本マニアの域を超えてるね。

音楽でも鉄道に貢献

もちろん、向谷実の音楽センスも鉄道に活かされていて

九州新幹線の発車メロディを2004年に手がけたのをきっかけに

以来、全国の鉄道から発車メロディの注文が舞い込んできていて、

身近なところでは東横線の渋谷の発車メロディが向谷さんの作ったものです。

向谷実の鉄道シミュレータは世界の市場へ

イノトランスという2年に一度ドイツのベルリンで開催される世界最大の鉄道技術見本市にJRに提供している鉄道シミュレータを出展。

この手の鉄道シミュレータの中では群を抜いて、リアルな向谷のシミュレータはこのイベントでも大好評でインド最大の財閥グループが興味を持ち商談が動き始める・・・

うーん、ナニやってもすごい人なんだなぁ・・・

器用なのかなぁ。

ピアノとかもそんなに練習しなくても上手そうな人ではありましたけどね。

ひたすらに「好き」と言う気持ちを大事にして何かに打ち込むことの大切さを改めて認識。

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