靴下屋の会長夫妻が事故で亡くなった、という痛ましいニュースなのですが・・・
靴下屋の会長というのは15歳で靴下問屋に丁稚奉公し、その後自分で会社を立ち上げた、と言う最近ではちょっと珍しい叩き上げの創業者。
どっかのトイレットペーパーの会社のドラ息子のように王子様のごとく大事に育てられ、挙句の果てに会社のカネをギャンブルにつぎ込み刑務所行きになるような経営者とはもう心根が違う。
ドラ息子が書いた本
銀のサジを口に咥えて生まれてきたようなドラ息子より、靴下屋の会長のようなタイプに肩入れしてしまう私ですが、この最期はとても残念でならない。
片側2車線(ってことは4車線ですよ、かなり広い道路じゃん)の道路、しかも夕方6時半と言う視界の悪い時間、なんでそんな横断歩道もないところを渡ったりしたのか・・・
4車線の道路ってかなり広い、これを82歳と71歳の老夫婦の足でサクっと渡り切れると思ったのだろうか・・・
記事によると事故現場は横断歩道と横断歩道の中間くらいのとこで多分、横断歩道まで行くのが面倒だと思ったのは容易に想像できますが。
あと、年取ると自分が思った以上に鈍足になってるのに気づかないんだよね。
実はワタシも埼玉4区の住人になって以来、こういう道路に出くわすことがよくあります。
都内に住んでた頃はほど良く信号に出くわすのであまりこういう道路でムリに渡る、ということは無かったのですが。
多分大都市以外はこの手の厄介な道路ってかなり多いと思う。
靴下屋の越智直正会長は靴下愛がハンパなかったようで靴下職人としても経営者としても特出した存在であったことは間違いない、故にこの最期が惜しまれるのですよぉ~!!
残念なのはもっと長く生きて講演などで活躍して欲しかったというのもありますが、何よりこの事故で軽トラックを運転していた男性(45歳)が逮捕されてしまったこと。
この加害男性も結局この先、加害者として重い十字架を背負っちゃうわけだし。
でもさ、このケース、横断歩道でもないところを横断してたわけなのに即逮捕だよね?
じゃぁ、じゃぁ、じゃぁ、
皆さんもううっすらわかってると思いますが、
じゃあ、なんで東池袋のあの爺さんは逮捕されなかったわけ?
遺族であるご主人達の必死のがんばりもあってか何とか有罪で禁錮5年になり、無事めでたく(?)収監されたものの事故当時は逮捕もされず、ナンカあのまま行ったら悪いのはメーカーで本人は無罪放免になりそうじゃなかった?
ナンとも納得が行かず、そして馴染みのあるあの場所でそんな事故が起きたことが切なくてワタシも署名に行きましたさ。
ナンカさ、今回の靴下屋会長夫妻の事故が即逮捕だったのに、飯塚の件は何で???
という気がしてならない。
絶対にあっちの事故の方が悪質だよね?
世の中、納得行かねぇことばかりだわ。
この記事を書いた人
都内賃貸から隣接する埼玉4区に分譲を買い引っ越したものの、ビックリするくらいこの街が馴染めず、現在絶賛外出恐怖症。埼玉4区適応障害の東京ホームシック。ガチで東京リターンを模索中・・・しかし、首都圏相変わらずの物件価格高。年齢的に賃貸は無理ぽ。住宅ローンに最も嫌われるフリーランスのお一人さまは今後どうする?