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ザ・ノンフィクション 53歳のストリッパー物語
久しぶりにザ・ノンフィクションを見ました。
今日は53歳のストリッパー 星愛美さんが主人公（取材中に誕生日を迎え今現在は54歳）。
53歳というのは全国を巡業するストリッパーの中では最高齢だそうです。
最高齢ストリッパー 星愛美の激動の人生
この星愛美さんと言う人の人生がスゴくて、中学生で落ちこぼれ暴走族の仲間入り15歳までに2度の中絶。
ナントカ入学した高校を3か月で退学。
19歳で結婚
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妊娠中に旦那にお腹を蹴られ死産
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21歳で離婚しAV女優に
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23歳 ストリッパーとしてデビュー
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31歳 信用していた人に騙され風俗嬢
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32歳 六本木 クラブのママ
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33歳 AV女優 復帰
この感じ↓時代が出てますね。
この間、何度か普通の生活に復帰しようとしたらしいが・・・
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37歳 子宮がんが見つかり7年間の闘病生活へ
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45歳 ストリッパー再デビュー
もう、ほんと、文字通り裸一貫で生き抜いてきた女性だ。
子宮がんを患いながらステージへ
星さんは子宮がんで手術をしたため尿を自分で出すことができず、カテーテルを体内に入れて尿を出す。これをやらないと毒素が身体に回ってしまうのだという。
ストリップのステージに出るたびにこれをやる。
ストリップのステージは1日4回。
カテーテルを使う前後にはシャワーも浴びる。
多くのファンと後輩に慕われ・・・
53歳のストリッパーなんて客は文句は言わないのか？と思っちゃいそうだけど、この星愛美さんと言う方は人気者で熱烈な追っかけファン（星組と呼ばれる人達）がいる。
星愛美さんは後輩の面倒見もよく後輩たちを娘と言って可愛がる、また後輩たちも彼女を慕って寄ってくる。
初舞台を前に緊張して涙ぐむ後輩を後ろから抱いて落ち着かせる母親のような星愛美さん。
正直、このシーンはちょっとせつない。
どちらもほぼ裸に近い無防備な状態なのがよけいせつない。
星愛美さんというのはエロいというより無性に母性を感じさせる。
スーさんというステージ4のファン
彼女の熱烈なファンの一人にスーさんという末期がんの患者がいる。
スーさんは大好きな愛美さんのためにフォトブックを作ったりステージ音楽の編集をしたり。
ただ、2017年にステージ4の大腸がんが見つかり、現在抗がん剤治療を続けながら愛美さんを応援している。
しかし、ガンは既に全身に広がり彼の身体を徐々にむしばんでいく。
そして2020年、コロナ禍へ。
全身にガンが広がっているスーさんにとっては感染は絶対に避けたいところ。
そして愛美さんも気管支炎で肺に影があり喘息の薬も服用している、感染したらかなりヤバい状況だ。
ストリッパー 星愛美を慕う女性ファン
愛美さんのファンは男性だけではなくなぜか若い女性もいる。
こちらの美空さんという20代の女性。
新婚なのによほど辛い事があったのか愛実さんの踊りと励ましで生きる希望をもらったという。
正直言うと、このあたりディテールが描かれてないので何のことやら？感もある。
とにかく、老いも若きも男も女も星愛美さんの持つ不思議な魅力に励まされ日本全国彼女を追いかけ東奔西走。
今回のザ・ノンフィクション、最近の中では比較的良かったのですが個人的にはもっと星愛美さんだけに焦点を当てて欲しかった。
なぜ、男性でそれだけ辛い目に遭いながら男性相手の仕事をするのか？
あの不思議な母性はどこから来るのか？
残り少ない余命をそこまで駆り立てるものは？
ファン集団の「星組」の方々がかなりディープなのでそこに焦点を当てちゃうとポイントがバラけちゃう。
末期がんのスーさんは8年前に警察官を定年になった、ということだが妻子はどうなんだろ？
警察官であれば年金はかなり良いだろう
定年後の悠々自適の生活と思われる生活、空き時間を推しのストリッパーの写真編集に使い末期がんで普通に生活してても苦しい身体で長崎から日本中彼女を見るために出掛けていく・・・
もし、妻子がいたらこれをどう見るのだろうか・・・
それとも独身で星愛美さんに対して疑似恋愛のような気持ちを持っているのか。
このあたりがよくわかんなくて・・・
番組では星愛美さんの踊りで生きる希望が出たという人が多く、そのため、星愛美さんも病んだ身体にムチ打って踊り続ける・・・ってなってるんだけど。
正直、番組の切り口がよくわかんなくて。。。
男性がストリップ劇場行くのってもっと助平な動機じゃないんですかね。
あと、今回のザ・ノンフィクション、気になったのはインタビューする制作側の人間が妙な存在感というか押しの強さがあってリアクションがイチイチ大げさだった、あの音声は消しといてほしい。
今までザ・ノンフィクションってインタビューする側の声ってほとんど入ってなかったと思うけど、その方が良い。
この記事を書いた人
都内賃貸から隣接する埼玉4区に分譲を買い引っ越したものの、ビックリするくらいこの街が馴染めず、現在絶賛外出恐怖症。埼玉4区適応障害の東京ホームシック。ガチで東京リターンを模索中・・・しかし、首都圏相変わらずの物件価格高。年齢的に賃貸は無理ぽ。住宅ローンに最も嫌われるフリーランスのお一人さまは今後どうする？