先日、都内の賃貸から埼玉の新築一戸建てに移り、わずか4カ月で売却を決意されたシングルママさんのことを書いたのですが、
その方のブログのコメントを見ると意外と同様の思いをされてる方が多くてちょっと意外。
賃貸⇒分譲になり、住まいも広くなり設備もグレードアップし、家具選びも楽しくて毎日がハッピー♪ってな具合には中々いかないらしい。
こんな感じ↓の眺望の良い広いバルコニーでホムパ、というわけには中々、いかないようで。
前の賃貸の方が良かった、という話もけっこうある。
かくいう私も前の賃貸良かったな、と思うことがしょっちゅうある。
分譲を買う際に100%自分の希望通りの物件を変えた人は少ないのではないか?
どこか目をつぶって妥協してますよね。
その妥協したポイントがじわじわと効いてくるみたい。
それが私にとっては希望したエリアではなく埼玉だったということ。
さらに目と鼻の先は練馬区なのだから大した違いは無いだろうと思ったら、ビミョウにかなり違っていたということ。
とはいっても私の場合は物件自体はわりと満足なのでここに入居した当初はウッキウキで家具選びや理想の部屋作りにいそしんでおりました。
まぁ、役所に転入届を出しに行った時点で「?」って感じはありましたけどね。
この「?」がさらにデカくなったのは入居した翌年の春先、全く桜を見ること無く3月が終わり、今年は随分桜の開花が遅いなぁと思っていたら単に近所に桜が全然無かったという・・・
この辺から抑えていた
立地選びに失敗したんじゃないか?
という疑念が沸き上がる。
そして旧居の周りにはいつもキレイな公園があり、道は夜でも街灯で明るく深夜に散歩しても夜道でけつまづくことも怖い思いをすることもなかった。
練馬区民時代は都内23区の図書館で貸出カードが作れたので図書館巡りをしてけっこうレアな技術書などが読めて楽しかった。
そういう小さいことって意外と自分の生活に刺激を与えてくれてたんだな、と思う。
去年あたりから燃え尽き症候群なのか昔のようにガツガツと勉強したり仕事の幅を広げたり、っていう気になれないんだよね。
ここ↓にも書いたようにマンション買ってトラブルも無くホッとしたせい?と思っていたけどこれって環境のせいなんじゃないかと・・・
自分のやる気の無さを責任転嫁してるように聞こえるかもしれないけど。
練馬区民時代は売れない役者やミュージシャンが高円寺や下北沢に住むのが今イチ理解できなくてもっと家賃の安いとこに住めば良いじゃん、と思ったけど考えてみたら高円寺や下北沢ってのはそういう刺激をくれる街なんだよね。
うーん、このままだとダラダラしたままトシを重ねて取返しのつかないことになりそうだわ。
この記事を書いた人
都内賃貸から隣接する埼玉4区に分譲を買い引っ越したものの、ビックリするくらいこの街が馴染めず、現在絶賛外出恐怖症。埼玉4区適応障害の東京ホームシック。ガチで東京リターンを模索中・・・しかし、首都圏相変わらずの物件価格高。年齢的に賃貸は無理ぽ。住宅ローンに最も嫌われるフリーランスのお一人さまは今後どうする?