上板橋の駅のすぐそばにドトールがあるじゃないですか。
たまに寄ったりするんですけどね。
たまに。。。っていうのが大抵は東武東上線恒例の人身事故で止まったり遅れたりしてる時とか、もっと多いのがそろそろ自宅に戻らねばならないのにどうしても戻りたくない時とか・・・
落ち着いた感じの店内画像↓をアップしてますが店内は比較的幅広い年齢層でけっこうワチャワチャしてます。
でも、そんな上板橋のワチャワチャ感も好き!
ワチャワチャしながらも混雑してきたら区切りの無い座席ではそっと荷物を自分に寄せるマナーの良さが埼玉4区と大きく違うところ。
で、このドトール、平日昼間は結構年配者が多くて爺さんは大抵新聞かなんか読んでて、婆さんは何人かでおしゃべりに余念がない、と言う感じ。
埼玉4区と違い、最低限のマナーはわきまえているので隣り合ってもそれほどストレスはなく溢れる下町感が心地良い。
でね、先日、隣合った高齢のご婦人二人が楽しそうに話に花を咲かせていた一人は買い物帰りとみられ石田屋の袋を持っている。
あぁぁ~、裏山~!!!
ワタシだって数年前までは週に2回は石田屋で買い物してその後このドトールに寄って一人会議や読書を楽しんだものだった。
あぁぁ~、もう一度あの生活に、この旧居に戻りたい!!!
そんなワケワカラン羨望のまなざしで思わずこの80歳前後のご婦人を眺めてしまった。
ま、ご婦人のほうはそんなワタシの胸の内を知る由もなくお友達と楽しそうに話し込んだあと石田屋の袋を抱えてドトールを去って行った。
で、その後ワタシもドドールを出て線路沿いのほうをブラブラ東武練馬方面に歩いていたら先ほどのご婦人が古いアパートに入っていくのが見えた。
そのアパートはいわゆる階段上るときにカンカン響くタイプのヤツ。
話は飛ぶけど、残念な居住関係を表すとき階段がカンカンいうアパートってよく言うよね。
昔、樹木希林が浅田美代子に自宅購入を薦めたのも浅田美代子は放っておくと将来、家が無くて階段を上る時にカンカンとうるさい音がするような部屋に住むようになってしまう危うさがあったからだと言う。
ま、現在進行形でそういう部屋に住んでる方もいると思うのに忖度無く言っちゃう希林さん、好きだぜ!!
話を戻すと階段がカンカン音をたてる部屋でもあのご婦人は楽しそうだった。
身なりもキチンとして小ぎれいなご婦人だった。
それを羨ましく思うワタシ。
住まいは内廊下の分譲マンションだけど、近所にはスイーツを買いたくなる店も友達とお茶するような店もない・・・イヤ、厳密に言えば店はあるんだけど中には入りたくない、もっと言えば外を歩くのすら嫌。
う~ん、どっち幸せなんでしょうねぇ。。。
線路沿いの階段カンカンアパートはちょっとだけど、あの街だったら楽しいかもな。
と、ブラインドの隙間から裕次郎スタイルで上板橋の街を眺める・・・
この記事を書いた人
都内賃貸から隣接する埼玉4区に分譲を買い引っ越したものの、ビックリするくらいこの街が馴染めず、現在絶賛外出恐怖症。埼玉4区適応障害の東京ホームシック。ガチで東京リターンを模索中・・・しかし、首都圏相変わらずの物件価格高。年齢的に賃貸は無理ぽ。住宅ローンに最も嫌われるフリーランスのお一人さまは今後どうする?