タイタニック 良さがわからない

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引き続き白内障関連のことを書こうと思ったのですが、昨夜フジテレビで二週連続で放送された映画『タイタニック』のことをどうしても書かずにいられず、先にコレ書いてもいいかな?

イイともーー!!(古ッ)

ってことで、タイタニックですよ。

豪華客船で婚約者が気に食わないといって他人の迷惑も省みず海に飛び込もうとしたり、船の舳先で人目もはばからずイチャついたり、周囲を振り回した挙句最後は自分一人が高価な宝石ガメて助かるという婆ぁのあの物語ですよ。

この映画がすごく見応えあるのはわかるし、迫力のある良い映画だと思うのですが、それはもうひとえにジェームズ・キャメロン監督の手腕によるもので。

この映画観て

泣ける!

とか

レオ様素敵!!

といった気持ちがまったくわからない。

これ、公開された当初、映画館で観たけど長いもんだから途中でトイレに行きたくなっちゃってどのタイミングで席を立とうか困ったのが一番記憶に残っている。

この映画、理解できないとこいっぱいあるんだけど、中でも年老いたローズがビル・パクストン演じるトレジャーハンター達にタイタニックの思い出を語るシーン。

トレジャーハンター達は息を吞んで老ローズの話に聞き入るわけだが・・・

そろそろ死期が迫った高齢の婆さんのヨタ話っつうかエロ話をそんなに興味津々で聞けます?

特に婆さんがすっ裸に宝石だけをつけた絵をジャックに描かせるくだりでは妙にエロい空気が流れるテイではあったけど、実際100歳超えの婆さんに若い頃の思い出とはいえ、生々しい話聞かされたら辟易するけどなぁ。

そして、ワタシがこの映画に感情移入できなかった最大の原因が100:0でジャックよりもビリー・ゼイン扮するキャルの方が魅力的だったこと。

濡れたような黒髪に端正な顔立ちと色っぽい唇・・・

絶対にディカプリオよかこっちが良いわぁ~。。。

ビリー・ゼインはこの当時、マイナーな映画で悪役を演じることが多かったけどもうこの人が出てるとそれだけで映画に華というか色気が出た。

映画って悪役の魅力が大事なんだな、とつくづく思った。

タイタニックの中ではしかも大富豪、って設定なもんだから、もうワタシの中ではビンボー絵描きのディカプリオと比較にならないくらいこのキャルの方が良かった。

特に切なかったのがローズの関心を買うために『碧洋のハート』をプレゼントするこのシーン↓

ローズ、ビミョウに首が太くて似合ってねーし・・・

もう、こんな男の値打ちが分からない女なんてやめときなはれ!!そんなもんくれなくてもワタシだったらOKなのに!!

とヤキモキして見てらんなくなる!!

そもそも、ローズは金目でキャルに近づいておきながら「愛のない結婚はイヤ」とかホザいて婚約者の前でこれ見よがしに貧乏画家といちゃついたりしてるわけで、そりゃキャルが怒りまくって鉄砲ぶっぱなすのも無理ないわぁ・・・

しかも、このタイタニックの事故の原因である氷山激突もこの映画では船の見張りの二人が深夜に甲板で乳繰り合うジャック&ローズに気を取られて氷山に気づくのが遅れたわけじゃないっすか、ってことは原因はこの二人にあるわけで・・・

で、そんな大惨劇をもたらしておきながら、自分は生き残るわ、宝石ガメるわ、100歳超えで大往生だわ・・・ってローズと言う女。。。実際にいたらスッゲーいやだ。

純愛で何もかも片付くと思ったら大間違いだぞ、と思うのはワタシが年取った証拠?

イヤ、26年前に映画館で観た時も同じことを思ったからそうではないな。

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