前回まで延々とワタシの白内障手術体験記、というか、いかにビビりまくっていたかを書かせていただきましたが、今後手術を考えてる方のためにもう少し具体的なことを書きたいと思います。
と言っても病院によっても違うし、もっと新しい技術が出てきたらまた変わってくるかもしれませんが。
白内障手術で大事な眼内レンズ選び
白内障手術となったらまずこれを決めなければいけません。
ザックリいうと焦点を遠く、中間、近くの一点に合わせる単焦点レンズとこれらをカバーする多焦点レンズ。
基本、単焦点レンズは保険適用で多焦点レンズは保険適用外と言うのが多いようです。
最初は高くても良いから目に良いものを・・・
と考え保険適用外の多焦点レンズも考えたのですが、この違いってそういうものではないらしく、自分の用途というかライフスタイルにどちらが適してるか・・・
ということのようです。
この眼内レンズ選びに関してはこういった動画を参考にしたり、
こちらも↓
で、
手元が見える単焦点レンズ
にしました。
翻訳の先輩がこのタイプのレンズにして快適と言う話を聞いたり、医師に仕事の内容を話した結果やはり手元が見える単焦点が良いだろう、となりまして。
この眼内レンズ選びではスペシャルコメンテーターのちょびすけさんに本当にお世話になりました。
ちょびすけさんも同様のご意見だったのでここは迷わず
手元が見える単焦点レンズ
で決まり。
多焦点は値段の問題だけでなく人によって合う合わないが多く少しギャンブルなんですよね。
白内障以外のトラブルがあったりするとどんなに良い眼内レンズでも良さが発揮されない場合もある、と言う意見もあり手堅く単焦点を選択。
この眼内レンズ、あとで交換はできないのでよく考えて要注意。
白内障手術前の準備
病院によって少し違うかもしれませんが、ワタシがお世話になった病院では手術日の三日前からこのモキシフロキサシンと言う目薬を一日4回点眼するように言われました。
手術前日からはこの目薬以外はNGだそうです。
で、手術の際にはこちらのメオガードという保護メガネと、
眼の周り専用の清浄綿を用意しておくように言われました。
この清浄綿、病院の売店でも売ってますがお高いのでマツキヨなどで買った方が良いと看護師さんに教えていただき。
アルコールの除菌シートじゃダメでしょうか?
と訊いたら眼の周りアルコールが入ったものは厳禁といわれ。
くれぐれもノンアルコールで。
この清浄綿は手術直後は大量に使うのでいっぱい用意しておくことをお勧めします。
ワタシは上板橋のマツキヨのヤツを全部買い占めてやりました、すいません。
白内障手術は痛いのか?
これがですねぇ、冷静に考えたら麻酔液をかけられてるので痛みは無いのですが、もう怖くて痛いような気がしちゃうんですよね。
この怖ささえ感じなければ大丈夫だと思うけど、正直全身麻酔で寝てる間に両目とも手術してくれたら良いのに・・・と思ったり。
ま、冷静に考えれば痛くはないです。
ただ、手術中に見えたあの極彩色のアメーバみたいなのは一体なんだったんだろう?
と思う。
術後、麻酔が切れたあたりからやや鋭いような疼痛のような痛みが出ました(特に右目)。
痛み止めを処方されましたが、服用にはいたらず。
痛いより怖いでしたね。
白内障手術にかかる費用
1日目(右眼):48、040円
2日目(左眼):40、450円
手術代は上記の通りですが、
初診時:3530円
術前の検査:1850円
術後の診察:1240円
術後一週間の診察:3460円
と言う感じです。
目薬代は全部で2000円くらい。
これ以外では上記のメオガード(度付き)が8800円。
度無しだと3300円です。
ま、ザックリ10万円くらいか。
手術後に注意すること
実はコレが手術そのものより大変かも。。。
五日間の洗髪洗顔禁止も辛いけど、寝る時に仰向けってのも中々キツイ。
うつ伏せがダメなのはわかるけど手術当日は横向きもダメなのでうっかり気を抜いて寝るといつもと同じ寝姿勢になりそうでヘンな緊張感がありました。
とにかく濡らしたりぶつかったりがダメなので日常生活に制限が出るよね。
ホテルから戻った日、夕方買い物に出掛けたら夕立が降って来てスッゲーあせった。
あと、3種類の目薬を一日4回点眼しなくてはいけません。
これが意外と面倒くさい・・・
一つ点眼したら2~3分おかなきゃいけないのでその間に寝落ちしそう。
付き添いは本当に必要?
これはもう人によるけど、実質は要らないよね。
高齢で歩行に難があるとか、看護師さんの説明が理解できないとかならともかく。
現に今回、自分と同世代で付き添いがいる人はいなかったもん。
80代で杖をついてるご婦人が娘さんとおぼしき付き添いがいたけど。
あ、この病院、名前を呼ばれるごとに生年月日で本人確認するので年齢わかっちゃうんだよね。
あと、50歳前後の意識高い系の若作りオヤジがプライド高そうな奥さん付き添いでいたけど、どうもこのオヤジ、若い女性看護師さんが散瞳の状態を確認に来るたび、うっれしそーににやけてやんの。
その度に奥さんの背中がピキってなるのがわかって笑えた。
このオヤジ、過去にやらかしてんな、奥さんは付き添いというより監視だよね。
ま、そんな心配しなくても大丈夫だって。
手術後10日が経って・・・今
最初はビビりまくってなんか落ち込んだけど、結局
やってみりゃナンてことは無かった
感はあります。
インプラントの時もそうだったけどそこまで怯えるモノでも無かったな。。。と。
今日で10日経過しましたが、日を追うごとに落ち着いてくる、というか最初は治ってないんじゃないか、もっと深刻な病気なんじゃないか・・・と疑心暗鬼になったけど、今はやっぱり白内障が原因だったんだな。。。と。
とにかく、ものが見づらいだけでなく眼の奥に常に痛みがあるような感じだったのですよ。
多分、ムリに見ようとして目が疲れてたんだと思うけど、その症状も無くなったし。
今日からは3種類だった目薬も2種類に・・・
まだ、眼に水が入るといけないので洗髪・洗顔時には目を閉じてる必要がありますが、洗えるようになっただけでもありがたい。
結論を言えば、
やって良かった。
ってか、もっと早くやれば良かった。。。
と言う感じっすね。
あと、ホテルに泊まるのって意外と面白い。
結局、案ずるより産むが易し、みたいな感じ。
物事って何でもそうなんでしょうかねぇ。
この記事を書いた人
都内賃貸から隣接する埼玉4区に分譲を買い引っ越したものの、ビックリするくらいこの街が馴染めず、現在絶賛外出恐怖症。埼玉4区適応障害の東京ホームシック。ガチで東京リターンを模索中・・・しかし、首都圏相変わらずの物件価格高。年齢的に賃貸は無理ぽ。住宅ローンに最も嫌われるフリーランスのお一人さまは今後どうする?