ボヘミアンラプソディを観た、 キャストがクィーンそっくり、特にブライアン

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今日の夕方納期の仕事が午前中の11時ちょっと前に完了し、思いがけず午後時間ができたので前から観たかった映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観に行ってきました。

イオンシネマかユナイテッドシネマか

とはいえ、平日でいつ仕事が入るか油断できないので家からあんま遠くない映画館、候補は

■イオンシネマ(東武練馬)

■ユナイテッドシネマ(新座)

イオンシネマは東武練馬のイオンに入っていてキレイだしイオンで買い物もできて良いのですが、地理的に近いのはユナイテッドシネマの方、こちらは金曜は映画が1000円で観られる、ということでユナイテッドシネマに決定!

車以外だと交通の便は悪いのですが、映画館はキレイ。

クィーンをリアルタイムで知ってる世代かどうかで感想が分かれそう

この映画、クィーンをリアルタイムで知ってるかそうでないかで少し感想が分かれると思いますが、ガッツリリアルタイム最後の世代になる私などはもう胸がいっぱい・・・

観て良かった・・・

もう、初めて洋楽を聞き始めた小学生の頃から、それがきっかけでイギリスやアメリカに憧れた10代の頃・・・

音楽だけでなく、映画やテレビ、ファッション等、イギリス・アメリカのポップカルチャーが私の人間形成に大きく影響した、ばかりでなく、これがきっかけで英語に興味を持ち英語で何とかメシが食えるようになったのだから、たかが子供時代の興味ゴト・・・とあなどれない。

もし、この出会いが無かったら、私は海外に行くことも英語を覚えることも、埼玉にマンションを買うこともなく静岡のド田舎の農協あたりでパートで大根掘ったり、売ったりしていたかもしれません。

現実にそういうお仕事されている方、決してディスってるわけではありません、すいません。 <(_ _)>

そういう思いで見るせいか、この映画の時代背景と自分の子供の頃や10代の頃がかぶって、とても感情移入してしまう映画です。

ボヘミアン・ラプソディ、ストーリー

ストーリーは1970年、フレディ・マーキュリーがブライアン・メイとロジャー・テイラーのバンド「Smile」を追っかけてるうちにボーカルで加入し、そこからのサクセスストーリー、その後のメンバー間の衝突(基本、フレディ vs.三人)、側近の裏切りなどを経て最後は伝説のライブ・エイドでの復活、までを描いたストーリー。

基本、フレディの視点から描かれてます、まぁ、クィーンというよりフレディのストーリー。

伝説のライブ・エイドのコンサート↓

ストーリー自体はこの頃の洋楽好きな人なら大抵知ってる話なのでさほど意外性はないのですが、びっくらこいたのがクィーンのメンバー演じる4人がかなりのクオリティでよく似てる・・・

ドキュメンタリーかと思うくらい

最初、この映画のCMをチラッと観たときは彼らのホントのドキュメントかと思ったくらい。

映画館の大画面で、よーっく見ると違うなってとこも発見するけどそれにしても良く似てる。。。

フレディを演じる、ラミ・マレック(Rami Malek)が本人そっくり、と話題のようですが、私はブライアン・メイの方がよく似てると思った。

この短髪になってからはわりと似てるし、ポージングや動作はとてもよく似てるっつうか努力のあとを感じるのですが・・・

顔立ちはどっちかっつうとフレディよりもミック・ジャガーとかスティーブン・タイラーに似てませんか、この人。

フレディの若い頃を演じてますが、どうみてもミック・ジャガー(若い頃)に見える。

フレディよりブライアンの方が本物に似てる

ラミ・マレックに比べるとブライアン・メイを演じた俳優の方が素材が似てるっつうか・・・・

髪型はウィッグで似せられるにしても鼻の形とか横顔とか雰囲気とか背格好とかもそっくりで演じた俳優:グウィリム・リー(Gwilym Lee)もともと似てたのか?

ご本人登場。
右側が本物のブライアン・メイ、髪の毛がバッハみたいですが。

ベン・ハーディ(Ben Hardy)が演じるロジャー・テイラーはめっちゃ似てる時もあるけど、髪型以外は似てねーじゃん、な時もあり。

こちらは映画の中のロジャーテイラー(左)とジョン・ディーコン(右)

ロジャー・テイラーって可愛いんだけど、可愛いだけじゃないっつうかシニカルで知的な面があるのに、これだとただのベビーフェィスになっちゃう。

ジョン・ディーコンを演じるのはあの子役

右側のジョン・ディーコン演じているのはジョセフ・マゼロ(Joseph Mazzello)。

あれ、ジョセフ・マゼロって「ジュラシックパーク」に子役で出てたコだよね。

この手前の男の子がジョセフ・マゼロ

いやぁ、大人になっちゃって・・・オバちゃん、クリビツテンギョウ。。。

演じるキャストはクィーン知らない世代

演じるキャストは多分、ほとんどクィーンをリアルタイムでは知らないんだろうな。

観客はどうか・・・というと平日の午後3時、という時間帯のせいなのか、新座というエリアのせいなのか、映画館、ガッラガラ。

私の周辺には誰も観客がいないので年齢層を推しはかることもできず。

ただ、終わって出てくるとき見たら、ダイアモンド・ユカイみたいな感じのいいトシぶちこいてカブレてる感じの男性が何人かいたからやっぱりリアルタイムで知ってる世代が観に来てるのかしら。

まぁ、私も「いいトシぶちこいてカブレてる」うちの一人だからなぁ。

この映画を観て、クィーンって名曲揃いだと改めて思った。

もう、大音響が耳に気持ちイイ!

特にドラムがぐんぐん、来るのがイイ。

ロジャー・テイラーのドラムって昔から手数が多かったけどそれが音に厚みを増して日本人受けするサウンドだったんだよね。

今日、聞いてるうちにドラム、やってみたくなっちゃった。

そんなの始めたらご近所トラブルの素だよな。

マイク・マイヤーズ、どこに出てる?

映画の中で気になったのはワタシの大好きなマイク・マイヤーズ(オースティン・パワーズの俳優さん)が出てると聞いたのですが、どこに出ていたのか・・・

家に帰ってきて調べてびっくり、え、この役だったの?

こうやって写真をよく見るとマイク・マイヤーズってわかるけど映画の中では全然気がつきませんでした。

この映画に魅力を感じるのはクィーン自体が魅力的だったから

とても楽しめる映画だし、今年見た中でベスト(ってかコレしか見てないし)なんだけど、同じ手法で別のバンドの映画だったらどうか?

例えば同時期のKISSとかエアロスミスとか、 Bay Ctiy Rollersあたりも入れとくか。

KISSはどうしても安っぽさが出てしまう上にあのバンドの対立って結局
ユダヤ(ジーン・シモンズ、ポール・スタンレー)

vs.

非ユダヤ(エース・フレーリー、ピーター・クリス)

なんだよね。

エアロスミスはスティーブン・タイラーとジョー・ペリー以外のメンバーは個性が薄くてこの二人だけの話になっちゃうし、伝説っていうより、現在進行形だし。

Bay Ctiy Rollersは良いんだけど、「あの人は今?」的なテレビ番組の方がおさまりが良い。

クィーンが素材だったから、この映画にこれだけ物語性と品が生まれたように思う。

映画の感想を一言で言うと・・・

一言では言えないっす!

もう、色んな感情っつうか、子供の頃や10代の多感な頃に聴いたり触れたりしたものは一過性のものではなくあとまで残る!

そして自分の素になる。

多感で世間知らずで夢を追っていた自分にもう一度会えたような気がする映画でした。

クィーンをリアルタイムで知ってる人は多かれ少なかれそんな気持ちになると思います。

フレディがエイズで亡くなった時(1991年)、自分は若かったのでショックではあったけど特に涙が出てくるとかはなかったのにこの映画のラストシーン(21分間続くライブ・エイドのシーンですが)では涙が出てきた。

映画としてもまぁまぁ、よくできているけど、本人たちをほうふつさせるキャストのクオリティが見る側(クィーンを知ってる世代)にストレートにササってくる。

胸がいっぱいになる映画でした。

あと、この映画館、映画の半券でバケツ一杯のポップコーンが200円で買えるのでそれも原因で胸がいっぱいなのかもしれません。

現在、軽く胸焼けちう、なう。

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