ワタシの都内リターンのハードルになっているものは現在の異常なまでの首都圏物件価格高であることは間違いないのですが・・・
それをさらに後押しするのがワタシが2016年～2017年にかけて粘り強くというかしつこく物件探しをしていたこと。
その時に内見したり資料をもらったりした物件（部屋は違う場合もアリ）がまた売りに出されていて、そのお値段がさぁ、あの時よりも遥かに高いんだよ。
そういう物件と最近よく遭遇する機会が多くて。
昨日もまた見つけちゃったんだけど、その物件は小竹向原と常盤台の中間くらい・・・
で、ほぼ環七沿い。
2016年に物件探しをし始めた最初の頃、内見したんだけど
こんな物件、買うヤツいるかぁ～？？？
と思うような物件だった。
まぁ、確かに今思えば価格はお手頃だったかもしれない。
しっかしねぇ～、総戸数は10戸ちょっとの自主管理で住人の大半が修繕積立金・管理費を滞納しているというもう、末期じゃんと思うような物件だったんですよ。
いくら何でもとコレを紹介してくださりやがったD京のS氏にハラが立ったりもした。
が、しか～っし！！
その物件がさぁ、当時よりも5割近くアップした価格で現在売りに出てやんの。
買う人いるのかなぁ？？？って思っちゃう。
内見した当時、室内に入ってナンかヘンな匂いがするんで窓の外を見たら廃屋状態の荒れ放題の燐家からだった。
ゴミが庭に放置状態・・・
で、今回紹介されてる物件写真の中で「ベランダからの眺望」としてその画像が出ていた、もちろんゴミの部分は映ってなかったけど。
この写真を見て、あ～、あの物件だぁと蘇ってきた。
あれから8年近く経ってあの（しょうもない）物件がさらに1000万円近くも値段上がってるなんて・・・
もう、びっくりするより怖くなってしまう。
当時、ワタシの前に内見した人が購入希望していたが住宅ローン審査に通らなかったと言う話だった。
で、S氏に
「その購入希望の方はこの物件のどこが良くて買う気になられたんでしょうか？」
とスッゲー、ダイレクトに聞いてしまった。
S氏はちょっと考えて
「値段でしょうね、やっぱり」
と言っていた。
そう、唯一のセールスポイントはお値段だったんだけど、それから5割も上がっちゃったらもうその魅力も無いワケじゃん。
売れるのだろうか。
でも、時間かかっても結局売れそう・・・最終的には100万くらいは値段下がるかもしれないけど。
いやぁ、8年前の時点で絶対に無いな、と思った物件が経年した上5割も高くなって出てくるなんて。
もう、東京で持ち家ってすごい難しくなるんじゃないだろうか。
過去に内見した物件が最近、売りに出てるのによく出くわすけど、それまではそんなに悪くない物件だったんですよ。
ここまでの「誰が買うんだ、そんな物件」との再会は今回が初めてだわ。
しかも値上がり幅は一番だし。（これまでせいぜい3割～4割弱くらい）
もう、探す気も失せちゃいますわ。
この記事を書いた人
都内賃貸から隣接する埼玉4区に分譲を買い引っ越したものの、ビックリするくらいこの街が馴染めず、現在絶賛外出恐怖症。埼玉4区適応障害の東京ホームシック。ガチで東京リターンを模索中・・・しかし、首都圏相変わらずの物件価格高。年齢的に賃貸は無理ぽ。住宅ローンに最も嫌われるフリーランスのお一人さまは今後どうする？