ザ・ノンフィクション 「輝きたくて 人生を変えたい私」の三宅理恵が痛かった

 -当ブログではアフィリエイト広告を利用しています-

相変わらずクソ暑いっすね・・・

私、今週末は夏バテなのか冷たいものを摂りすぎたのか、金曜の夜に激辛パスタを作って食べたら胃痛がし始め昨日今日と寝たきり中年女になってます。

今日の午後になって体力が少しづつ回復し始め、テレビを観てまったり過ごしてたら思わず「ちょっと、ひとことよろしいかしら?」と言いたくなるような場面に出くわしてしまった。

ザ・ノンフィクション「輝きたくて 人生を変えたい私」

日曜の午後2時からフジテレビで放映されてる「ザ・ノンフィクション」観終わったあと、今イチ、スッキリしない番組なのですが、今日のはまた一段とスッキリしなかった。

多摩大学大学院、という社会人向けビジネススクールに通う3人の中年会社員が取り上げられていました。

3人の登場人物、それぞれの事情

1人目は38歳の既婚男性。早稲田大学出身で大手旅行会社に勤めるエリートサラリーマン。

このまま会社にいても先行きが見えない、起業したい夢はあるがどうして良いかわからず。
実家が父親が一代で立ち上げた小さな会社を家族経営しており、会社経営の難しさもわかっている。
親・兄弟からは末っ子でリーダーシップというより周りと上手く迎合できるタイプのこの男性は起業より、企業人としての方が良さが活かせる、と諭される。

2人目は大手コピー機メーカーFに勤める東京出身47歳の独身女性。国立大学を卒業後、就職氷河期の時代に入社した勝ち組の世代(と紹介されていた)。入社25年目にして、予想もしてなかった突然のリストラの危機。

3人目は大手機器メーカーに勤める51歳の男性。父親がアル中で貧しく大学に行けなかったというコンプレックスをずっと抱えている。

気になるのは47歳の女性

このうち、1人目と3人目は番組の中で自分の打開策を見つけ、打開に向け一歩進んでいくのですが、と思ったのは二人目の47歳の女性。

一番、驚いたのはこの女性、47歳よりすっごい老けてみえたこと。

まぁ、それは置いといて。

勤務先の親会社が大手外資に吸収合併されたとかでリストラの危機。

それを見越して自己啓発のスキルアップしてるのかと思いきや、そうではなく大企業である今の会社を何としても辞めたくないらしい。

で、社内ではあまり好かれておらず人望もないらしく、自分を一匹狼と良い方に言ってるけど、嫌われてるだけじゃないかなっていう雰囲気がこの人からは感じられまして。
表情のここかしこに底意地の悪そうなのが見受けられてちょっと辟易。

だいたい、「大企業の中で本当に一匹狼のように生きてきた」っていうけど、大企業の中で一匹狼なんて成立しねーからな。

単なる嫌われモノで大企業の庇護のもと突っ張ってただけだろうと突っ込みたくなる。

だから、大企業というプロテクションが外れるのが怖いのではないか。

大企業勤務であれば住宅ローン審査もラクだしね。

大企業信奉はまだまだ根深いわ~

いるんだわ、このタイプ

私は企業さんとシステムやサイト構築でこのタイプの女性と関わることあるけど、ほんっとイヤだわ。

1つの会社しか知らず、年功序列で大した仕事しなくても&能力無くてもそこそこ良いポジションでいられたため、もう非正規社員の人間に対して失礼なことこの上ない。

この女性、何だかんだ理由つけてましたが、要は転職が怖いだけ・・・っつうかそもそも転職できるのか?

で、驚きの発言は「この会社と結婚したもんだと思ってた」ってイマドキ、そんな発想あるかぁ~???

会社内で思うように出世しても無いとこ見ると、会社からの評価は今イチだったのではないか?

ってか、会社としてはこの人お荷物だったんじゃないかなぁ・・・とさえ思う。

で、結局、この女性は会社から退職金を上乗せで早期退職を迫られるのですが、断固拒否。

その理由を会社愛が強過ぎて・・・っていうんだけど、もう、止めとけって言いたくなる。
会社から必要無いって言われてんのに、全く。

要は「この会社をリストラされたら生きていけない」って言ってるのはミエミエ。
会社一筋だったとか、仕事一筋だったとか言ってて、それで出世も他の会社からのヘッドハンティングも無いってなると相当・・・

正直、私は会社側に同情してしまった。

この人に全く同情できない私

早期退職を言われた人は会社に残っても結局居心地悪いんだよね。

早期退職言われて拒否ってその後、上手く行った例は聞いたことがない。

それにどうせ、2回目、3回目と退職勧奨来るし、その都度退職金の上乗せは最初に比べ低くなるので最初にスパーっと辞めた方が双方ハッピーだと思うよ、三宅さん。

気の毒っていやぁ、気の毒かもしれないのですが、なーんでそこまで会社に帰属してる事で安穏としてられるのかそっちの方が不思議。

正直、今、関わっている会社にこの手の人がいて仕事がやりづらくてしょうがない。
ハラが立って、体調不良が一気に吹き飛びました。

この人に比べると、1人目のエリートサラリーマンのお母さんは賢くて「AIの進化でこれからは仕事が減っていく、今の半分くらいになる、それを見越して行動するように」と諭している。
こういうお母さんがいる彼の実家の家業あたりが一番残るんじゃないかと思った。

関連記事

ザ・ノンフィクションの三宅さんで思い出したある女性社員
昨日の続きのような話で申し訳ありませんが、ほんっと昨日の「ザ・ノンフィクション 輝きたくて 人生を変えたい私」は後味悪かった~・・・ ...

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク