昨日書いたこの話、
老後の海外移住に焦点が行っちゃったけど、もっと気になるのはこの相談の最後の部分
どうしても家を買いたければ、あと20年貯金して一括購入するしかないでしょうか。
FPはこの相談者が;
・1年更新の契約社員で場合によっては収入が大きく減る可能性があること、
・現在の預金額が少ないこと
などの理由で住宅購入はあきらめわりきって賃貸ライフを・・・
と言っているけど。
うーん、40代はまだそれでも良いけど50代後半にもなるとそうは言ってもねぇ・・・
相談者も
画一的でチープな賃貸物件にうんざりしており、
と言っている通り、賃貸用の物件って確かにそんな感じなんだよね。
なので、ワタシもどれだけ氷川台が恋しくても賃貸に戻ってまで・・・と言う気にはなれない。
しかし、この相談者現在の家賃が9.5万円、これを支払い続けながら20年間マイホーム資金を貯めるおつもりか?
相談者の収支データ
出典:https://finance.yahoo.co.jp/news/detail/20220303-00042583-argent-column
この相談者は今の収入が比較的良いほうでこの先下がって手取り23万~24万円と言う可能性もあるようだけど、そうなると家賃の負担がデカ過ぎない?
これだと年間100万と考えて、20年貯めても2000万円、どう考えても杉並区で見つけるのは無理ゲー。
あと、手取りが23~24万になったら毎月10万円の貯金ってよっぽど節約しない限りムリじゃないか?
もっと家賃の安いところに住み替える・・・という手もあるけど、住むとこにこだわる人って結構コレができないんだよね、ワタシがそうなんですもん。
だから住み心地の良い分譲に住んじゃうと周辺環境に色々不満はあってもおいそれとは住み替えできない。
桜の美しい氷川台・・・戻りたいけど・・・戻れない((´;ω;`)ウゥゥ)
ましてやこの相談者のように料理や音楽が趣味、となるとそこそこの高級賃貸でないとキツイ。
ワタシもフリーランスで収入減の恐怖といつも背中合わせ・・・なのでこの方の状況ってよくわかるし、ワタシのマンションの買い方も自己資金の大量投入(この超低金利の時代に!ったく)だったので他人事とは思えない(っても他人事ですが)けど。
ま、ワタシの場合、料理は好きではないので今日も外食♪。
この相談者の場合、もっと家賃の安いとこに引っ越してとりあえず10年くらいこの人↓並みの節約ライフをして自己資金を貯め・・・
残りを住宅ローン・・・ってした方が適切じゃないか?
10年後でもまだ55歳だし。
そもそも、もらえる年金が少なくて老後は生活費の安い海外・・・って言ってるのに一生賃貸で家賃払い続ける・・・ってアドバイスもなぁ。
まぁ、FPにしてみても他人事だろうしな。
この記事を書いた人
都内賃貸から隣接する埼玉4区に分譲を買い引っ越したものの、ビックリするくらいこの街が馴染めず、現在絶賛外出恐怖症。埼玉4区適応障害の東京ホームシック。ガチで東京リターンを模索中・・・しかし、首都圏相変わらずの物件価格高。年齢的に賃貸は無理ぽ。住宅ローンに最も嫌われるフリーランスのお一人さまは今後どうする?