二週間前の週末に見た物件(内見に行ってきました!(5))、一時は買う気マンマンだったのですが、やはり見送ることにしました。
理由は以前にも書いたようにやはり立地です。
私は家で仕事をすることが多い在宅の請負エンジニア&翻訳者なので、通勤の必要が無い、と言う点で多少立地が悪くてもOKという事にしているのですが、この物件の立地の悪さは私が考えていたのとはちょっと違ったのです。
この物件のどこが気に入ったかというととにかく内装、フルリノベ済みのまるでホテルのような内装。
一目見て、「あ~、ここで暮らしたい!!」と思いました。
ただ、一歩部屋を出ると、「あ~、ここが氷川台だったらなぁ~」とか「あ~、近くにスーパー無い~」とかが気になってしょうがない。
確かにフルリノベ直後で50㎡あって2000万弱、というお値段はお手頃だとは思ったのですが、いくら有名な物件と言ってもすでに築30年だし、環八は近いし。。。
周囲は坂(それもかなり急勾配)が多いし、商店がある場所へ行くには一旦坂を抜ける必要がある、不動産会社の方は「電動自転車を使えば問題ない」と言ってくれたけど、電動自転車を使わなければ不便、というのはやっぱり不便だと思う。
ここはもしこの先、何らかの事情で私が引っ越さなければならなくなった時に果たして売れるのか?
私が気に入っているのはとにかく内装なのです、特に洗面所やキッチン。
このあたりの考え方が私、完全に賃貸決める時の考え方ですね。
で、色々調べていったら、
物件購入の際は何より立地を重視せよ
と、どのサイトでも言っている。。。
まぁ、当たり前ですよね、内装はいくらでも変えられるけど立地は変えられない。
正直、あの部屋に住みたかったな、という気持ちは今もまだないわけではないのですが、もしあの物件を購入していたらまたそれはそれで不便さを嘆いたんだと思います。
あと、環境が仕事を作る、っていうか、私は今、家で仕事する事が多いのですが、この先クライアントをもっと増やして翻訳だけでなくできれば通訳のほうにも仕事の幅を拡げていきたい!というひそかな野望があるのです。
そうすると、家にばかりいるわけにもいかない。
もし、この野望が無ければ、引きこもり生活の場、としてあの物件は良かったかもしれません。
ただ、そうすると、アクセスの悪さに腰が重くなってしまい仕事でチャンスがあっても身軽に動けなくなる気がしてどうしても決めかねました。
ほんっとに決められないヤツです、私。
でも、私の決断、間違ってなかったよね?ね?ね?と氷川台、石神井川沿いの桜の写真に問いかけてみる。

2016年 氷川台、石神井川沿いの桜、葉が出始めてます。

この記事を書いた人
都内賃貸から隣接する埼玉4区に分譲を買い引っ越したものの、ビックリするくらいこの街が馴染めず、現在絶賛外出恐怖症。埼玉4区適応障害の東京ホームシック。ガチで東京リターンを模索中・・・しかし、首都圏相変わらずの物件価格高。年齢的に賃貸は無理ぽ。住宅ローンに最も嫌われるフリーランスのお一人さまは今後どうする?